スタッフブログ

2026.06.05更新

「できていたバック転が突然できない…」

小学生チアリーディング選手のイップス改善症例

 

今回は、チアリーディング・タンブリング競技をしている小学生の女の子のイップス症例をご紹介します。

(*個人が特定されないよう、一部内容を調整しています。)

 

 世界大会に出場する選手に起きた異変

来院されたのは、小学5年生の女の子。

チアリーディング・タンブリング競技でチームのトップグループに所属する選手でした。

しかし2024年8月頃から、

「バック転をしようとすると身体が固まってしまう」

という症状が出始めました。

それまで普通にできていた技なのに、

・自分の番になると動けない
・足が前に出ない
・頭ではやりたいのに身体が止まる

という状態になってしまっていたそうです。

 

 不思議だったのは「本番ではできる」こと

特徴的だったのは、

「大会本番ではできる」

という点でした。

逆に、

・練習中
・チーム内発表
・見られている場面

などで身体が固まりやすくなっていました。

これはイップスでよく見られる特徴の一つです。

「怖いからできない」
「気持ちが弱い」

という単純な問題ではなく、

脳や身体が無意識に“反応”してしまっている状態です。

本人も、

「なんでできないのか分からない」

という状態でした。

 

 

無理に話させないことを大切にしました

初回来院時は、とてもシャイな印象で、できるだけお母さんに話してもらおうとしていました。

そのため当院では、

・無理に話を引き出さない
・安心できる空気感を作る
・声のトーンや話すスピードを合わせる
・本人の反応を丁寧に見る

ということを大切にしながら施術を進めました。

イップスは、単に筋肉やフォームの問題だけではなく、

「無意識の緊張」

が深く関係しているケースが少なくありません。

特に子どもの場合は、

自分でも言葉にできないプレッシャーや感情を抱えていることがあります。

 

「できない」のではなく「身体が反応してしまう」

施術を進めていく中で、

・周囲からどう見られるか
・失敗してはいけない
・期待に応えなければいけない

といった無意識の緊張反応が見えてきました。

すると少しずつ、

「身体が固まる感じ」

が減っていきました。

本人自身も、

「前よりやれそう」
「怖さが減った」

という変化を感じ始めていきました。

 

世界大会でも演技成功

約4ヶ月間、計10回の施術を行い、症状は改善。

その後、2025年4月の世界大会にも無事出場し、演技を行うことができました。

 

イップスは「気持ちの弱さ」ではありません

イップスになる子は、

・真面目
・頑張り屋
・責任感が強い

という特徴を持っていることが多くあります。

そして、

「頑張りたいのに身体が動かない」

という状態に、一番苦しんでいるのは本人です。

だからこそ、

「なんでできないの!」
「気持ちの問題でしょ!」

ではなく、

“身体が無意識に反応してしまっている”

という視点がとても大切だと、私たちは考えています。

 

最後に

当院では、イップスに対して

・身体だけ
・フォームだけ
・精神論だけ

ではなく、

「脳と身体の反応」

という視点も含めて施術を行っています。

もし、

・突然できなくなった
・本番はできるのに練習で止まる
・身体が固まる
・原因が分からない

そんなお悩みがありましたら、一人で抱え込まずにご相談ください。

ひより整骨院では、本人の気持ちに寄り添いながらサポートを行っています。

投稿者: ひより整骨院

2026.06.01更新

「妊娠中だから仕方ない…」と言われた、腰痛と股関節痛が改善したマタニティ症例

 

今回は、妊娠中の腰痛・股関節痛で来院された患者様の症例をご紹介します。

(※個人が特定されないよう内容を一部調整しております)

 

「歩けないほど痛いんです…」

来院されたのは、二人目を妊娠中の38歳の女性(妊娠4か月)

約1週間前から腰やお尻、股関節周辺に強い痛みが出始め、夕方から夜になると歩行が困難になるほどの状態でした。

最初は右側だけだった痛みが、徐々に左側にも広がり、最終的には両側に痛みが出るようになっていたそうです。

病院を受診したものの、

「妊娠中だから仕方ないですね」

と言われ、湿布とお薬のみの対応。

しかし、その数日後には長女の七五三を控えており、

「車椅子で参加するしかないかもしれない…」

という不安を抱えながら、藁にもすがる思いで当院へ来院されました。

 

 初回来院時の状態

来院時は、旦那様に介助してもらいながら院内へ入ってこられるほど、歩行が困難な状態でした。

妊娠中のため、身体への負担を考慮しながら、マタニティ専用クッションを使用して施術を行いました。

当院では、妊娠中の不調を単なる「骨盤の歪み」や「筋肉の問題」だけではなく、

・身体の緊張状態
・自律神経の反応
・無意識のストレス
・脳神経系の誤作動反応

なども含めて総合的に評価していきます。

初回は、身体の調整と神経の伝達異常の改善ともに、

「痛みは構造だけで起きているわけではない可能性がある」

という説明を中心に行いました。

すると施術後には、

・起き上がる動作
・歩行
・身体の動かしやすさ

に大きな変化が見られました。

 

「母として頑張らなきゃ」

2回目の来院時には、

「かなり良くなった気がする」
「七五三に行ける希望が持てた」

とお話してくださいました。

検査を進めていくと、

・上の子を優先してあげなきゃ
・二人の子を平等に愛さなきゃ
・母親なんだから我慢しなきゃ

という“無意識の緊張”が強く反応していました。

患者様自身も、

「ずっと頑張らなきゃと思っていた」

という気持ちに気づかれ、自然と涙を流されていました。

妊娠中はホルモン変化や身体的負担だけでなく、

・不安
・責任感
・周囲との比較
・SNSなどの情報

によって、無意識に心も緊張しやすくなります。

そして、その緊張が身体の反応として現れるケースも少なくありません。

 

 3回目には大幅改善

3回目の来院時には、

「腰やお尻の痛みが驚くほどなくなった」
「七五三に車椅子で行かなくて済みそうです」

と笑顔で報告してくださいました。

その後も大きな再発はなく、無事に七五三にも参加できたとのことでした。

 妊娠中の不調は「仕方ない」だけではないかもしれません

もちろん妊娠中は、

・ホルモン変化
・お腹の重み
・骨盤の変化
・靭帯の緩み

など、身体に大きな変化が起こります。

ですが、それだけでは説明できない不調が存在することもあります。

当院では、「身体だけ」ではなく、

「心と身体のつながり」

という視点も大切にしながら施術を行っています。

もし、

・妊娠中だから仕方ないと言われた
・どこへ行っても改善しない
・痛みだけでなく不安も強い
・頑張りすぎてしまう

そんなお悩みがある方は、一度ご相談ください。

ひより整骨院では、妊娠中のお身体に配慮しながら、安心して施術を受けていただける環境を整えています。

投稿者: ひより整骨院

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