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2023.12.26更新

前のブログでは繰り返す症状の原因を脳の誤作動が関係していると伝えました。
『脳』=『心』とするのなら、症状を創り出しているのは心だけ問題なのでしょうか?
これに関しては矛盾を感じるかもしれませんが、半分正解で半分不正解です。

これを正解にしてしまうと、心の弱い人は病気になりやすく、心が強い人は病気にならないことになってしまいます。
実はそんな単純な話ではなく、人それぞれの心と体の関係性によって不調を引き起こす可能性があるのです。
脳科学を研究するお医者さんの著書にもこの心と体の関係性がさまざまな不調を引き起こすことを説明しています。
つまり医学的にも科学的にも根拠があると言うことです。

日本人は精神的領域の問題は、心が弱い、根性がない、ネガティブ思考が問題だと言われることが多く、自分自身の心の問題から目を背ける傾向があります。
アメリカでは映画でもよく目にしますが、少し何か悩みがあるとカウンセラーに相談することを普段から行う文化が当たり前のようにあります。
我々日本人はまだまだそういった心のケアをすると言う意味ではかなり後進的文化が根強いように思われます。
世界では腰痛などの筋骨格系の症状も、メンタル面の関与が8割以上であると学術的論文では数多く発表されています。

心が弱かったり、ネガティブ思考が問題なのではなく、周りと比較したり、世間の情報によって、自分の本音や本心の居心地の良い状態から自らかけ離していってしまうことが問題なのです。

人と関わることが苦手な人もいます。
そんな人に周囲は、「もっと人と関わりなさい。たくさんの人との関わりが自分を変えるきっかけになるから。」などとアドバイスするかもしれません。
それを聞いて、自分の本心にフタをしてたくさんの人に関わったとします。
それでも「苦手だな。辛いな。やっぱり自分はだめなんだ。」そういう周囲からおしつけられた常識と自分の本心が大きくかけ離れることに問題があるんです。
まずは自分の心の本心や本音、ストレスを感じないニュートラルの状態を知る、認知する
ことが大切です。
そこを知らずに無理に周囲に合わせようとすると、心にストレスが生じ不調や病気になるのです。
ですから、先ほどの答え合わせをするならば、心の問題だけではなく、自分自身の本音の心と周囲の情報・世間の常識といわれるもの、誤った認識との関係性の不調和が原因といえるのではないでしょうか。

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ところが現実には、私たちは世の中のたくさんの情報の中で生きていますから、本当に自分が居心地のいい本音や本心を知らないものです。
当院が行う心身条件反射療法『生体反応検査』によって不調の原因になっているストレスを体の反応で検査をします。
その原因を知ると脳は勝手に居心地の良い、健康な状態に戻す働きが起こってくるのです。

投稿者: ひより整骨院

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